月報 2010 1

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始まった「若者のための礼拝」(1) ー若者の、若者による、若者のための礼拝ー


始まった「若者のための礼拝」(1)
―若者の、若者による、若者のための礼拝―
伝道師 小森康三

 昨年十一月二十二日に第一回目がスタートした「ニュージェネレーションワーシップ」(以下NGWと呼ぶ)について書かせていただきます。ご理解いただき、祈りに覚え、また支えていただければと思いつつ書いています。このことについて必要を感じ、ビジョンを描き出したのは約八年前に青年会長をさせていただいていた時からでした。当時からYCを卒業した若い世代が礼拝に繋がってこない事を感じていました。現在捧げられている礼拝は真実な本物の礼拝です。しかし若い世代にとって文語体の讃美歌や交読文などを用いて捧げる礼拝は心を注ぎ込むという事が難しい礼拝になってきているのは否めないと感じています(私もそうでした)。そして決して全ての人がではありませんが、いつしか若者にとって礼拝が参加するだけの礼拝、「捧げる」ではなく「受ける」礼拝、とりあえず居れば何も言われないから出ている礼拝となり、当然礼拝を「捧げる」喜びや、教会を担い主に用いられる喜びを知らずに育ち、いわゆる「受け身」のクリスチャンとなっていく…。その事に非常に痛みを感じていました。当時感じていた何とかしたいという思いは今も変わらずに私の内にあります。

 そこで彼らが自分たちの賜物を用いてベストを尽くし最高の礼拝を主に捧げていく。主のために立ち上がる楽しさ、喜びを味わっていく。そして多くの弟子を生み出し、多くの新しいクリスチャンを生み出したいし、そうあるべきだという願いが私の内にいよいよ強く起こされていきました。そして手束主任牧師先生と様々な形で話し合い、若者を勝ち取るためにやってみようという事でメインの礼拝の裏で月に一、二回宣教センターにてNGWをスタートさせる事が決定していきました。

 若者文化というのは確かに存在します。親しんでいる音楽、ファッション、食べ物、しっくり来る雰囲気…それらは確かに一世代上とは違います。それは善し悪しを言う対象ではなく、ただ文化です。そして彼らはフォーカスを当てさえすれば教会に来る世代だと私は確信しています。逆を言えばフォーカスを当てなければ来ません。若者のリバイバルをと願うなら絶対にです。教会は彼らを救い、希望を与える福音を持っているのですが、残念ながら彼ら若者は教会が自分たちのニーズを満たせる存在だとはつゆだに思っていません。これは教会の側の問題だと思わされます。関係ない場所、自分たちには合わない場所…そう思われていますし、そう思わせている部分が無いとは決して言い切れません。しかし現在多くの教会が「これまで通り」を固守し現代に合わせきれず、結果教会の高齢化に苦しんでいます。福音は絶対に曲げるべきではありませんが、福音を届けるアプローチの仕方は時代に合わせて柔軟であるべきです。現在日本の教会において六十代が一番多く二十代が一番少ないのが現状だと言われていますが、この現状を直視するならば「若者と呼ばれる世代が教会から失われている」と言わざるを得ません。取り組むには今より早い時はありません。先に延ばせば延ばす程この問題に取り組む事は難しくなります。

 これはその他多くの教会の問題ではなく、私達の教会も取り組まなければならない課題です。そこで、若者が自分達の主への愛をストレートに表現し、自分達の賜物を精一杯用い、最高の礼拝を主に捧げたい!そして将来が見えず行き場を失っている若者達を誘い、救いに導きたい!その願いの下NGWは動き出しています。「若者の、若者による、若者のための礼拝」です。本当に主はここでは書き尽くせない程の不思議な導きをもってこの働きの扉を開いて下さり、また考えてもいなかった程の祝福を注いで下さっています。まだ始まって間もない礼拝ですが、未信者が毎回約十五~二十名集まり、全体で約五十名で礼拝を捧げています。未信者が喜んで来ます。そして喜んで帰ります。また教会の若者が「待っていました!」と言わんばかりに未信者の友人に声を掛け始めています。

 このNGWの目的は単なる若者スタイルの礼拝ではなく、若者への宣教と弟子化です。そして若者が自主的に立ち上がるための突破口であり起爆剤になるようにと願っています。
 始まって間もなく、また継続して成長をし続けていく為には課題も多くあります。しかしその課題こそが伸びしろであり、可能性です。教会全体としてこの働きを覚え、また次世代のクリスチャンリーダー達を生み出し、育てる為にご協力と祈りをお願いします。

始まった「若者のための礼拝」(2) ー三百人の若者が立ち上がっていくためにー

始まった「若者のための礼拝」(2)
―三百人の若者が立ち上がっていくために―
小嶋 健太

 若者の若者による若者のための礼拝・・その名も「New Generation Worship」(通称…ニュージェネ)が昨年十一月からスタートしました。次回、二月二十一日で第四回目を迎えるこのニュージェネですが、毎回、たくさんのノンクリスチャンの人が与えられていて、本当に感謝感謝です。一回一回のニュージェネにコアメンバーみんなが話し合い、またそれぞれのミニストリーで話し合い、知恵を出し合って準備する・・本当にキリストの身体を準備の段階から毎回体験させていただいております!

 さて、今それぞれのミニストリーと言いましたが、このニュージェネではFace(受付・案内)・IT(映像・PP)・PA(音響)・Music(賛美奉仕)・Fellowship(交わり)の五つのミニストリーに分けて準備しています。一人一人が自分の役割を自覚し、使命感を持って取り組んでいます。その結果!回を重ねるごとに準備の時間がビックリするぐらい短くなってるんです! しかも、自分が何をしたらいいのかわからない、いわゆる指示待ち族の姿も見られず!これから、もっと中核を担うコアなメンバーが増えてきて、もっと細かく役割分担して、もっといい礼拝になって、たくさんの若者がイエス様を受け入れて、洗礼を受けて生まれ変わっていくことが楽しみで楽しみで仕方がありません。

 また、先日のベテル聖書研究でこういうことを学びました。現実的には日本のクリスチャンは一%しかいないけど、潜在的なクリスチャン(何か宗教を選ぶとしたらキリスト教を選ぶと言う人)は三十%もいるということ、また、真理とは提供する側の工夫と受け取る側の備えがないと真理が真理になり得ないということを。今、潜在的なクリスチャンが三十%もいるということは、もう受け取る側の備えはできてるんです。あとは、提供する側の工夫だけだということです。そういう面でもこのニュージェネはいろんなことを工夫できるすごくいいチャンスだと思っています。現代の若者が受け入れやすいものはなんなのか、行きたい!と思えるところはどういうところなのか、さまざまなことを試していきたいし、試していけると思っています。

 しかし、ただ盛り上がって熱く楽しく賛美しているだけではありません。ちゃんとメッセージも聴いてますし、聴いたメッセージに対して応答の時間もしっかり取っています。数人のグループに分かれて分かち合ったり、祈り合ったりして応答してます。しかも、メッセージは聖堂で行われている一部礼拝の手束主任牧師先生のメッセージを同時中継して聴いています。(一説によると、同じメッセージでも聖堂で聴くより同時中継の方がわかりやすいとの声も・・)僕たちは手束チルドレンですから、我らがBOSSである手束主任牧師先生のメッセージを聴いて一致の思いを持って進んでいくこともとても大事なことだと思います。

 ただ、これからの課題は、たくさん与えられているノンクリスチャンの人達をどうやってつなげていくか、どうやって洗礼へと導いていくか、というところにあると思います。たくさん来ただけで満足していたら、それは・・「終わっとう」です。そうならないためには、それこそ先ほども述べましたが、工夫が必要になってきます。その場だけで盛り上がって、楽しかった・・だけで終わらせてはいけません! また、クリスチャンだけが恵まれて自己満足で終わってもいけません! ノンクリスチャンにとって、どうやったら居心地が良くまた来たいと思えるか、どうやったらもっと知りたいと思えるか、どうやったらイエス様の救いを受け入れていけるか、ということを祈って聴いて、みんなで話し合って、考え、行動していきたいと思っています。

 まだまだ始まったばかりで、前途多難かとは思います。まだまだ半人前で失敗することも多々あると思います。ですが、この地域の若者の救いのために、日本の若者の救いのために、最初は少しずつかもしれませんが、いずれ高砂教会から三百人の若者が立ち上がっていくために! 祈りつつ、今できることから始めていこうと思ってますので、一緒に祈っていただけたら幸いです。

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