月報 2009 1

タイトルをクリックしてください        

会堂内リフォームへの期待(1)ー一千人教会への空間的備えをー

会堂内リフォームへの期待(1)
  ―一千人教会の空間的備えを―
籠谷裕美

 三年前、リフォームの実行部として聖霊33委員会が発足せられた当初には、今のようなリフォーム計画は予想もされていませんでした。各会より集められた委員は、手探り状態で着手した者がほとんどだったのではないでしょうか。すぐにリフォーム箇所のアンケートが実施されましたが、結果は細かい部分の修正の要望がほとんどで、それも多岐にわたっていました。集計結果の上位から施行すればいいというような、簡単なものではないということを誰もが感じていました。コンセプトが必要でした。私達はまず、「一体このリフォームで何をしようとしているのか」を明らかにしなければならなかったのです。寄せられる意見も様々、期待も批判もありました。教会全体でこのプロジェクトについて、主に祈りが捧げられていきました。そのうちに、ひとつの言葉がどこからともなく浮き上がってきた印象があります。それが「一千人教会」という言葉でした。

 一千人教会を実現する。主が与えてくださっている私達のヴィジョンです。このリフォームも「自分たちの居心地の良さを追求する」という家庭のリフォームのようなものではなく、「一千人教会の実現のために必要なことをしよう」という想いが与えられたことは本当に感謝なことでした。こうして大きなコンセプトのもとに、膨大な「必要」から「今ここでやるべき事、または出来ること」へと絞られてきたのではないかと思います。成功への継続した祈りの中で、すばらしい建築士が与えられ、みるみるうちにリフォームの形が現れてきました。提案された設計を見ながら、このプロジェクトが主の力強い意思であるのだと確信しています。完成が近づくに連れ、正に一千人教会を目指すにふさわしい内容になってきていると思われるからです。

 それでは「一千人教会を目指す」リフォームとは何なのか。私なりに、設計書を見ながら三つの要素を考えてみました。その一つは「迎える雰囲気があること」です。一千人教会になるとは、人々を迎え入れることに他ありません。初めて教会を訪れた人が、まず目にする所、それが玄関です。整然さと明るさと広さを持つ空間が迎える場所として新しく必要です。言い換えれば、今の玄関は民宿です。馴染みの客には居心地の良いお迎え場所ですが、そこから一流旅館へのステップアップが必要なのではないでしょうか。

 次に「集うスペースがあること」です。共同体にとって「式典」や「祭り」を通して、使命の共同理解をいつも確認していることが重要であると私たちは手束牧師先生から教えられています。また、韓国クリスチャンから、あたたかく気持ちがほぐれる交わりには食事が重要であるということも学びました。その役割を空間的に担う「多目的ホール」のスペースの拡張がなされます。これによって晩餐会の時などに廊下に人があぶれることなく、クリスマスやイースターを祝うことができるようになります。また、昨年度から主はメントリングという養育技術を高砂教会に与えてくださいましたが、多くの信徒にとってその唯一の機会である日曜日の数時間に、交わりのスペースを提供することも有効なことだと思われます。今回のリフォームではその点もずいぶんクリアしていると思います。

 三つめは「家としての機能性」です。高砂教会のスケジュールとその都度集まる人数、使用される部屋などを調べた建築士の石田氏が驚かれたほど、この教会は「本当によく活動して」います。つまりは延べにしてかなりの人数が、この空間で「生活」していることになります。(教会にいる方が家よりも長いという婦人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。)耐用年数が

十五~二十年と言われるキッチンやトイレをリフォームすることは、生活の場として教会を見た時にも、またとりわけ障害のある人にも使いやすい場所であるという点から見ても、必須であると思います。

 一昨年に与えられた宣教センターを通して、早くも「オープンチャーチ」や「クリスマスインチャーチ」の成功という御業を、主が表してくださったばかりです。期待しつつ、この高砂教会の歴史的な一歩に、共に踏み出せることを心より感謝します。

会堂内リフォームへの期待(2)ー新しい教会の姿を夢見て、精一杯捧げたいー

会堂内リフォームへの期待(2)
  ―新しい教会の姿を夢見て、精一杯捧げたい―
橘  利昭

 私は、現在聖霊33委員会の委員として教会のリフォームの計画に参加させていただいています。みなさんは、今の高砂教会になにを求めておられるでしょうか?

 わたしは、一九九八年に受洗してからちょうど十年たちますが、イエス様の信仰についてまだまだ勉強不足ではありますが、月曜日から金曜日まで朝七時に家をでて夜十時に疲れて帰ってくる生活の中で、日曜日毎に主を賛美し、礼拝し、兄弟姉妹と交われる教会に行くことが、本当に楽しみです。

 教会の中で神様と過ごす時間は、人の世で過ごす時間より、千倍も充実していると思いませんか?(教会員以外の方から見ると現実逃避ではないかと見えるかもしれませんが、決してそうではないと確信できます。)このような神の宮は、私の家族と個人の家にも増して大切な家ではないでしょうか? 想像してみてください。高砂教会の愛する兄弟姉妹と私たちの父なる神様とが住む家は、一体どのような家でしょうか。私達は、用事(礼拝)をすませれば、実家(教会)からすぐに帰ってしまう薄情な息子、娘たちでいいのでしょうか。いいえそうではなくて、教会を、愛する兄弟姉妹たちと気兼ねなくお話をしたり、楽しい食事の時間を持てる場所としていかなくてはならないと思います。

 しかし、現在の高砂教会においては、教会が献堂された二十年前と比較して教会員が大幅に増え、礼拝後に交われる場所が非常に狭いので、必然的に、居場所がなくて早く帰らざるを得ないという方も多数おられると思います。

 そこで今回のリフォームでは、教会堂に、〝愛する兄弟姉妹が自分の家のように共にくつろげる空間をつくる〟ことを重点に取り組んでいます。具体的には、

1、玄関エントランススペースを広げ、神の宮の入り口として威厳があり、かつほっとできる空間の確保
2、光を十分にとりこみ広々とした多目的ホール
3、晩餐会等の準備に、使いやすいキッチン
(昨年末、壮年が主催したクリマス・イン・チャーチでは、むさくるしい男性たちも料理づくりを楽しませていただきましたが、正直言ってかなり手狭でした)
4、清潔で使いやすいトイレ
5、当然破れている壁紙も交換します。
6、教会を守ってくれている屋根の修理

等、神の家族としてそこに集うわたしたちが気持ちよく過ごすためのリフォームです。わたしの家計は家のローン、子供の教育費等で赤字が続いています。しかし、このリフォームのために祈り、神様の示されたとおり精一杯ささげたいと思います。

 みなさんもぜひ、神の家族の一員としてご協力ください。よろしくお願いします。

日本キリスト教団 高砂教会  
〒676-0015 兵庫県高砂市荒井町紙町1-34  TEL-079-442-4854 FAX-079-442-4878
Copyright (C) 2010 Takasago Church Corporation. All Rights Reserved.